『くらしと介護 in鹿児島』のサイトでは過去の内容が見れます
紅葉の季節は短く毎年同じ時期に見ごろになるとは限りません。今回、ニュースで紅葉の様子が伝えられたのでいそいそと慈眼寺公園に出かけましたが、色付いていたのはほんの一部分で、カメラマンと編集者に一杯喰わされた感じでした。そのあと数回訪れたにもかかわらず、いつの間にか時期が過ぎていました。
鹿児島県内には紅葉の綺麗な場所がいくつかありますが、目的地まで結構時間がかかったりすることを思うと出かけるのを躊躇してしまいます。転んでもただでは起きないくらいの気合いをもっていけば現場で何とかなるものですが、交通費対効果を考えてしまう小心者です。(2013.12.9)
2年に1回開かれる長島造形美術展は今年で15回目を迎えます。期間は10月19日から11月17日までの約一か月。今回初めて訪れました。連休最終日で天気にも恵まれ多くの観光客が訪れていて、作品の中には保存して展示してもいいくらいの力作もたくさんありました。
運営の方たちはほとんどボランティアと思いますが設営や見物客誘導など大変だと思います。まあ、いつものことですが部外者としてみれば、帰りのシャトルバス運行誘導方法の不足、歩く人と進入する車との分離、屋台、物産販売のテントの配置などをもう少し改善してもらえればと思いました。一か月の長丁場では人員の確保は大変でしょうが。
帰りに黒の瀬戸大橋近くの道の駅「黒の瀬戸だんだん市場」に寄りました。結構、車が多く駐車するところを探しましたが誘導員の姿は見当たらず。通行人の間をソロソロ走ってやっと空きスペースを見つけることができました。ここで腹ごしらえのつもりでしたが、あいにく物産販売のみで食堂は無く、早々に店を出ました。食事の出来ない道の駅があるのを初めて知りました。
だいぶ前のことですが、道の駅「垂水」のオープン当初は、レストランの営業時間が短く、午後になると数時間閉店になっていました。その時もドライブの疲れを癒しに立ち寄っても食事の出来ない道の駅があるのに驚きました。今では平日17時!まで休日20時までの営業になっているようです。(2013.11.4)
写真は高千穂峰をバックに飛び立つ旅客機です。ボーイング787ではないようです。トラブルが発生する前は機体に大きく787と書いてありましたがいつのまにかANAのロゴになって見分けがつきにくくなりました。
どちらにしろ大きな機体が地上から飛び上がる姿は見とれます。操る操縦士には高所恐怖症の私でさえ憧れます。鹿児島空港のお土産売り場は試食が多くて普段見慣れない食品等を見るとつい手が出てしまいます。
駐車場は連休ということもあって待ち行列の車が並び、駐車するまで30分ほどかかりました。入口ゲート近くで目の前に割り込む車があり、一言注意したら、年配の女性が申し訳なさそうに『駐車場内で充電のためです』とのこと。見れば車は最近ぼちぼち見かける日産の電気自動車。充電スタンドがゲートの中にあるため、充電するからと言って何十分も並んでいる車の前に先に入るのは納得できそうでできないような気がします。充電する電気自動車のために専用のゲートがあればお互い気まずい思いをしなくて済みそうです。今後、電気自動車が増えれば並んでいる間に電気切れが起こることも予想されます。(2013.10.13)
10月6日、桜島の今年の爆発回数は700回を超えました。運悪く(?)風下にあたる地域は窓を閉め洗濯物は部屋干しになります。10月に入っても台風の影響もあり上空の風向きは西から西南方向が多く鹿児島市内は連日灰まみれになっています。鹿児島市から各家庭に配られる灰を入れる克灰袋(降灰袋)も底をつきそうな状況です。丁度、体育祭や文化祭と重なる学校は生徒、学生、見学応援者も常に桜島上空の風向きを見ておかないとなりません。桜島の噴火も見慣れると、噴煙の上がる高さが見当つくようになります。今のは3000m超え、いや低かったなどと・・・・・。しかし、さすがに4000m超えになると迫力があります。(2013.10.6)
9月29日から9月30日の日曜日まで鹿児島市の黎明館2階で鹿児島フォトサロン会員24名による第19回写真展が開催されます。南日本写真コンクールや、かのやバラ園写真コンクールほかで常に上位入賞しているメンバーが多いので見ごたえはあると思います。出展内容は各自に任されているためメンバーは過去に賞を取った写真や得意とするテーマの写真などを並べます。賞に縁のない私は数枚の花の写真と金助まりの写真を展示することにしました。今年は同館でインカ帝国展が開かれているため多くの人が写真展に来てもらえればと思っています。(2013.9.22)
江戸時代後期あたりから始まったらしい鹿児島の伝統工芸品(玩具)である『金助まり』は直径40センチから70センチほどの大きな鞠で、蹴って遊ぶのではなく3月の節句に床の間などに飾るものです。今でも作る人は数人いるようですが存在自体を知らない人がほとんどです。昭和60年代までは唯一継承者といわれた近藤勝さんが平川の自宅で学びに来る人に教えていました。私も30年以上前に当時近藤さんに教えてもらっていた母を送って訪ねたことがあります。芝生のある家の縁側でまりを作る近藤さんと母を写真に撮った記憶がありますが今はどこにあるかわかりません。伝統工芸も母のように自分の趣味の世界で終結するとそこで途絶えてしまいます。病気のため針が持てなくなり未完成のままとなった金助まりが押入れの奥に仕舞われています。(2013.9.3)
酒泉の杜は1989年にオープンしたお酒のテーマパークです。設立当初は町おこしのため第三セクターとして設立し『綾ワイナリー』と呼んでいましたが平成7年に焼酎酒造会社『雲海酒造』の民間運営になり今の名称になりました。飲食店や宿泊施設もあります。お土産売り場にはお約束の試飲コーナーがあり、販売されているアルコールはブランデーまでほぼ飲むことができます。かったぱしから飲む人も見かけました。また宮崎市内には九州最大級の広さを持つイオンモール宮崎が西別府町にあります。この辺りは畑と田圃でしたが地権者や地元商業施設と紆余曲折の交渉を経て2005年5月にオープンしました。敷地面積は約20万㎡とイオンモール鹿児島の約2倍、商業面積も約7万7千㎡と鹿児島より1万㎡広く映画館まであります。ここで一日過ごせそうです。鹿児島のイオンモールも今秋オープンの増床工事中で今より1.2倍の広さになりますが敷地面積ではとてもかないません。また残念ながら映画館の併設は見送られました。(2013.8.19)
『知覧ねぷた祭り』
昨年に続き今年も見物に行きました。昨年の教訓を生かして早めに出かけて露店で食べ物を買っておなかを満たし、一通りねぷたを観たら早々に帰りのシャトルバスに並びました。おかげで立疲れも少なくすることができました。シャトルバスも今年は大型バスを用意していましたが乗客を残したまま満席にならないで走り出すのが不思議です。またバスを待つ乗客列の最後尾がわからず戸惑う人も多く、誘導にお粗末なところは相変わらずです。(2013.7.20)
『農業公園』
デジタルカメラの進歩はとても速く、特にミラーレス一眼カメラと高級コンパクトカメラは買っても半年で旧世代になりそうです。撮影した画像を受光する撮像素子やノイズの除去技術の改良で綺麗に写り、ビビットで綺麗に見せてるスマートフォンのカメラとは違いがあります。しかも誰でも簡単に写せるということは、写真撮影のキャリアは要らないとも言えます。対象物とタイミング、構図などがピタッとあえば失敗のない写真が撮れます。あとはそれが見る人にどう評価されるかです。写真がうまくなるためにはテーマを決めて写しつづけることでしょうか。(2013.7.20)
『農業公園』
鹿児島市の都市農業公園内にある睡蓮池は昨年まで葉っぱが多く水面に反射する花を写真にとることができませんでした。そのため写真愛好家から苦情も多かったようです(私もその一人です)。今年は葉っぱを間引きして水面がすっきりして涼しげになりました。これが花にとって良いことかどうか分かりませんが見た目は綺麗に見えます。
今、鹿児島は新しい体育館の建設問題がクローズアップされています。首長も任期が長くなると実績を残すためいまだに箱ものにこだわるようです。千葉スーパーアリーナの成功例を引き合いに出していますが東京近郊という周辺環境の違いを考えていないようです。建物への公共事業投資で支持団体に恩を返すのではと勘繰りたくなります。(2013.6.17)
『かのやバラ園にて』
今年も鹿屋では2013年春の「かのやばら祭り」が4月27日から6月2日まで催されます。5月25日と26日には18時30分から「ばらのライトアップ」「イルミネーション」「キャンドルアート」が行われるなどイベント盛りだくさんです。昨年植え替えの行われたイングリッシュガーデンは残念ながら咲き誇るまで時間がかかりそうです。秋のバラ祭りに間に合えばと思います。
桜島フェリーで乗り合わせた和歌山ナンバーのオートバイは一人旅で佐多岬から宮崎に向かい、別府からサンフラワーで帰途に就くとのことでした。最新のオートバイは、ETCカードも付けられ、ハンドルにはスマホのナビを装着できます。後で調べたら車体価格は140万円!私の使用している車と排気量は同じで価格は車以上でした。(2013.5.3)
『霧島付近にて』
ゴールデンウィークでお出かけの人は当然多いのですが、この時期に忙しくなるサービス業や連休に縁のない職場もあるわけで、中には祭りなどの催事にボランティアで協力している人たち(あるいは駆り出された人)もいたりします。
ところで天文館シネマパラダイスが開業して1年になります。当初の動員客20万人目標に対して11万人と少なく予想通りの苦戦です。一部のニュースで利用しない理由を街頭で聞いていましたが、それより利用した人に理由を聞いてみたいです。その中にこれからの対策の光があるかもしれません。ネガを拾うのではなくポジを解析するほうが効率的のような気がします。近辺のアーケード整備予算も決まったようですが、狭いエリアで計画せずに周辺一帯の整備と連動して行うことを切に希望します。(2013.5.1)
『くるめツツジ』
新聞、テレビで県内各地のツツジや芝桜が紹介されています。目につくのは個人宅で養生して育てた花園です。丹精して育てた花を多くの人に見てもらうのが喜びだそうです。見学の際は鑑賞させてもらうので心づけを渡したいものです。金銭に抵抗があるなら茶菓子だと家の方も受け取ってもらえます。寄付箱があれば金銭で結構。私は撮影に出かける時間(余裕)がないので、雨に濡れながら庭先のつつじを撮影しました。仕事以外で今の関心事はニコンが発売したD7100という新型カメラのことです。デジタルカメラにはデジタル特有のノイズを除去するために画像をローパスフィルターというもので調節していますがこのため若干画像(解像感)が劣化します。このD7100にはそれがないためより鮮明になるという触れ込みです。これが実際の撮影で関係があるかといえばこれは気持ちの問題で私レベルのアマチュアには全く影響ありません。よってカタログを眺めるだけです。(2013.4.12)
『中学入学式』
入学式には必ず、校長、来賓の話があります。不謹慎ながら眠たくなることもあります。我が家は公立入学ですが私立学校の入学式を見てみたいです。自分だったら話はもっと現実的な内容にしたいなど思ったり、ブラスバンドが演奏し華やかな式典があってもよさそうな気がします。
先日、福岡大学が行った天文館周辺の買い物客の回遊調査がニュースで流れました。天文館から山形屋への移動が、その逆より多いとのこと。これは当たり前の話で、山形屋で買い物をした客が天文館に来ることより、最終目的地が山形屋であることが普通だと思います。まして大イベントの北海道物産展のさなかの調査であればなおさらのこと。観測地点も天文館シネパラあたりで6時間の調査です。詳細な資料がありませんが年齢層、単独か家族、家族であればその年齢構成まで調査してあるのでしょうか。天文館や山形屋へ至る交通手段、ベビーカー、車いすの目撃件数、最寄りの休憩場所と洗面所の数と利用状況なども調べておいてほしいものです。定点観測でわかるのは人の数だけです。シンポジウムなどで話される商店街の活性化は、郊外大型店舗の建設抑制と魅力ある商店街の構築ですが郊外大型ショッピングセンターの利用客の話も聞いてほしいです。(2012.4.12)
写真は水俣市の久木野近くにある神社
今年の桜はどこも早咲きとのこと。この神社の桜は3月29日の段階でほとんど散って境内一面に花びらが広がっていました。毎年4月の第一日曜日が地区の花見大会ですが、桜の無い宴会になります。毎年少しずつ開花が早くなるのは気になるところです。この付近にはかつて水俣市と大口市(現伊佐市)を結ぶ国鉄山野線がありましたが昭和63年2月1日に廃線になりました。線路あとは水俣と久木野間が自転車と歩行者の専用道路として整備されました。途中に桜並木があったり川沿いの景観が見れるのですが残念ながら観光として生かされていません。誰でもが気楽にサイクリングをするわけではありませんが高性能になった電動アシスト自転車のレンタルがあれば体力に自信のない私でもその気になるかも(3月30日)
昨年の丸山公園
『前へ』は67年間明治大学のラグビー部監督をした北島忠治氏の言葉です。この簡単明瞭な一言はあきらめかけた時や迷った時、心に唱えると不思議と冷静になり、とにかく前へ進もうという気持ちになります。3月は人の移動が多く進学、就職、転勤などで不慣れな土地へ行くこともあります。どこへ行こうと前向きに進んでほしいと思います。サラーリマン時代に12回の転勤を経験した私は残念ながらそれを活かすことなく日々の暮らしに明け暮れていました。『前へ』とは自分の立ち位置を認識し、そこから前へ進むことを意味します。止まっていては先は開けず新しい景色は見えません。(3月21日)
『平川動物園白クジャク』
白クジャクはインド孔雀の白色変種だそうです。誰が撮ってもきれいに映る写真はアマ写真家の端くれとしては味気ないのですがつい写してしまいます。平川動物園はまだ何か所も改装中のため、大人500円にアップした入場料分は見物できません。休日には家族連れで賑わいますが、名物だった被り物をするオランウータンも亡くなり他何種かの動物も老衰などで姿を消し少しさびしくなりました。また、園の東にある臨時出入り口は普段閉門しており、隣接の錦江公園の梅見物に行くこともできません。帰りに足湯で疲れを癒やせるのはよいことですが、ほかに何か園内で楽しめるものがあれば年間パスポート購入のメリットも出ると思います。(2013.2.18)
『川辺二日市』
約230年の歴史があるといわれる川辺二日市は商店街1.5キロほどに400店舗ぐらいの露店が並び、県内でも最大規模の市です。昨年からは写真コンテストが開かれ知人の写真愛好家、数人が受賞者に名前を連ねました。沿道にはたくさんの店があっても人気のある食べ物の露店にはお客が長蛇の列をなしています。名物のちんどん屋行列はいつもの水戸黄門御一行ではありませんでしたが、にぎやかな音楽で歩行者天国を練り歩きます。またフーテンの寅さん風のバナナのたたき売りは観客との掛け合いで盛り上がります。
ただ商工会のトイレで車いすの方が介助者と来られましたが、中をのぞいて利用をあきらめてしまいました。主催者する方には対応の検討をお願いしたいと思います。(2013.2.3)
『椿』
ぼちぼち梅の開花が見られるということで、県立青少年研修センターに出かけましたがまだほとんどがツボミで数本に花がついている状態でした。結局、地面に落ちた椿の花を写しました。でも天気が良いので空を眺めながら所在無く梅園のベンチに座っていると何組かの家族連れがやってきて、残念そうに帰ってゆきました。センターの入り口に咲き具合を表示しておけば、心構えもできたでしょうが。このセンターの敷地は27万平方メートルあるそうで、歩くには結構な距離があります。私の学生時代には宿泊に来ていましたので建設されて40年以上にはなります。春には桜もしめるのですが、我が家からはちょっと遠いかな。(2013.2.3)
『エンブラエルERJ-170』
鹿児島空港滑走路付近の観察ポイントで見慣れない飛行機を見て、とりあえず撮影しました。機体の文字FDAは『フジドリームエアラインズ会社』の頭文字です。LCC(格安航空会社)の一つであるFDAのホームページによると赤の機体は1号機で6号機まで各6色で色分けされています。このERJ-170は座席78(標準仕様)のブラジル製の飛行機で日航でも導入しています。主に近距離の移動を目的とする『リージョナルジェット』の分類に属します。この日は風が強く、着陸態勢の飛行機は斜めになりながら舞い降りてきました。特にプロペラのボンバルディア機は見ていてハラハラします。やはり飛行機は乗るもんじゃないと思いを新たにしました。(2013.1.15)
『繭の餅(メノモツ)』
1月14日から16日までの小正月は豊作祈願などのように農業に関係する行事が多く、地域独特の風習で家族単位や村単位で行われるものが多いため、農業に縁の薄い地域では馴染みがありません。ローカルニュースで紹介されて初めて知る行事も多くあります。旧大口市に伝わる小正月(1月14日)の行事では、ついた餅を小さく丸めエノキの枝にたくさん突き刺して米俵の上に立てたものを床の間に飾ります。そこに郷土料理の「穂垂れ引き料理」を供えます。エノキの枝に突き刺された小餅は米や養蚕を指し五穀豊穣の願いが込められています。今では写真のような飾りつけを行う家は少なくなり、お訪ねした家にはいろいろなメディアが取材に訪れるそうです。ちなみに江戸時代は小正月の1月15日が元服の日であったためそれが近代になり成人の日に定められました。しかし、2000年から第2月曜日に変更されますます小正月が縁遠いものになりました。(2013.1.15)
『錦江町神川大滝』
最近、カメラ仲間ではデジタル一眼レフカメラを最新のフルサイズ撮像素子を持つデジタル一眼レフカメラにいつ切り替えるかという話題がよくのぼります。35ミリフイルムと同じ面積サイズの撮像素子(映像を記録する部分)を持つ一眼レフカメラが昔では考えらない価格になってきたからです(と言っても20万円をやっと切るくらい)。廉価版から中級機までに使われているAPS-Cタイプの撮像素子のサイズの1.5倍、面積では約2.3倍もあるためシビアな条件で撮影した場合、大きなプリントでは差が出ます(という話ですが・・・・)。ニコンのカメラはAPS-C専用レンズでもフルサイズ撮像素子のカメラで使えますがせっかくの性能が発揮できないという問題(せっかくのフイルムサイズの撮像素子の約43%しか使えない)があり、APS-Cタイプのカメラとレンズキットを購入した人はレンズの買い替えも検討しなければなりません。ちなみに古いフイルムカメラに使っていて日の目を見なくなったレンズが復活する可能性もあります(実はこれが一番のメリット)。最新レンズをもてはやすカメラ雑誌を気にせず、オールドレンズの味わいを楽しむことができます。多少の機能制約はありますが、マニュアルカメラの経験があり、機能満載の家電カメラに飽きたあなたの出番かも。(2012.12.21・2013.1.22改稿)
『城山観光ホテルのイルミ』
クリスマスのイルミネーションは鹿児島市内にも沢山あり度派手なものもありますが、恒例の城山観光ホテルのイルミは物語調で好きです。車であれば気軽に行けることや駐車場もあるのでゆっくり見物できます(平日に限りますが)。寒くなればホテルの中に入って暖をとることができます。写真を撮るとなると結構な時間、寒空の下に立ちますので寒くなったら建物の中にすぐ入れるのがよろしい。ただし、高級なホテルパンやドリンク類の誘惑に負けないようにしなければなりません。(2012.12.20)
『どんぐりのお供え』
写真は加治木町の龍門滝展望所に鎮座するお地蔵様です。丸いどんぐりがお供えのように置いてありました。お地蔵の由来はわかりませんでしたが滝は昔、安井息軒も見に来たと看板に書いてあります。近くには薩摩街道の一つである竜門司坂があり金山橋(石橋)までの一帯を龍門滝の森と呼んでいます。NHK大河ドラマの『翔ぶが如く』の撮影が行われたのもこの近辺ですが23年以上前のことであり当時の状況は知る由もありません。ドラマでも描かれた西南戦争では鹿児島市内も戦場となりましたが、曽祖父の家は西郷軍に協力したとのことで官軍に家を焼かれたと父から聞いたときは明治が身近に感じました。当時は多くの人が被害にあったことと思います。2013.12.16)
『餅つき蒸篭(せいろ)蒸し』
12月に入ると校区の小学校では「あいご会(子供会)」主催の餅つき大会が行われます。今年で22回目になります。蒸し器の並ぶ中で一つだけ写真のような蒸篭が使われ、餅つきは石の臼を使います。子供たちは餅を丸めたり、順番で餅をつき最後には芋餅が全員にふるまわれます。私の小学生の頃は団地や近所の農家で見かけた餅つきですが、今では町内会やスーパーの催事で見かけるくらいになりました。
毎年出かけた餅つき大会も、正月の凧揚げ大会も、子どもが小学校を卒業すれば行くことも無くなり、親子で参加する行事がだんだんと減ってゆきます。(2012.12.10)
『笠沙町夕日』
日没まであと30分でしたが、水平線に横たわる雲のため夕焼けの写真はあきらめました。国道226号線沿いの海岸道路は綺麗な夕日が観れる景勝地に挙げられ、途中にある集落の石積みも坂の上り下りを覚悟すれば散策できます。笠沙谷山にある段々畑は来年2月に観光振興の催しのため畑の石垣をLEDでライトアップする予定です。坊津町秋目には映画「007は二度死ぬ」の撮影記念碑がありますが未だ行っておりません。霧島の撮影では当時の林田ホテルが出演者、スタッフの宿泊に使われました。ナンシー・シナトラの歌う主題歌は今でもメロディーが頭によぎる好きな曲です。スペクターのヘリコプターと空中戦を行ったジェームス・ボンドのミニコプター(オートジャイロ)リトル・ネリーが飛び立ったのは、鹿児島市の天保山にある道路でした。と言うようなうんちくを話したところで45年も前の映画を覚えている人は周りに居りませんが。(2012.11.12)
『常潤院の仁王像』
加世田の竹田神社となりにある、常潤院跡の仁王像は明治の廃仏毀釈で毀損廃棄され百五十年ぶりに一対で発掘されたものです。常潤院は学問所だったそうです。竹田神社は島津忠良(日新公)を祭る神社です。この地は室町時代に保泉寺が建立され戦国時代に日新寺として再興、その後1869年に廃仏毀釈となり4年後に神社として建てられました。南さつま市は5年前から国道226号線沿いの景勝地を「南さつま海道八景」となずけて観光客の呼び込みに熱心です。加世田がそのスタート地点になります。加世田にも武家屋敷などのように散策できる場所がありますが、ここ常潤院跡にある紫色の史跡説明立て看板は旧跡にふさわしくありません。撮影するにもいかに看板を避けて写すか思案せねばなりません。先人が陶製の案内文を残しているのにそれを見習わない教育委員会のセンスが情けない。(2012.11.9)
『霧島神宮紅葉2010年フィルム』
紅葉のシーズンです。好きな人は撮影のために時間と費用をかけて名勝地に出かけますが、私は霧島周辺をうろうろするだけです。
11月4日付の南日本新聞に「天文館シネマパラダイス」(天パラ)の入場者が年間目標20万人に対し半年で6万人と少なく苦戦していると報じられました。ほかでやらないような作品を積極的に上映して特徴を出したり商店街とタイアップ企画を実施したりしていますがやはり人気作品の上映が集客に結び付くのは当然の理です。入場料金が1,200円になるレイトショー(夜間上映)が他より早い20時からですが、いっそ18時からにしたら、サラリーマンやサラリーウーマンが平日の仕事帰りに寄りやすいと思うのですが。(2012.11.4)
『昭和43年正月の写真』
テレビの上に鏡餅が飾られ画面では漫才をしているようです。世の中はマイカー時代を迎え、ご近所がサニーやカローラ、スバル、コルトを購入していました。車好きの私は、美々津ゴルフ場でガルウイングドアのメルセデス・ベンツ(300SL)を見かけて興奮したのを覚えています。その時撮った写真が見当たらないのが残念です。映画『3丁目の夕日』は昭和30年代の東京をCGを使って再現しています。シリーズ化されて3作目になりさらに昔の街並みもリアルに見えますが、見せすぎると嫌味に感じるのは私が天邪鬼だからです。感動の押し売りや、やたら長いクライマックスで退屈してしまう映画はレンタルビデオで十分のような気がしてしまいます。(2012.10.30)
『夜明けの開聞岳』
明け方の撮影は苦手です。数年前に今は亡き写真教室の田口先生に連れられて知覧町海岸まで出かけましたが自分から進んで出かける意欲はありません。明け方、夕方、夜にはいろいろな方法を使い面白い写真が写せそうですが、それなりに技術と感性を持たないと表現が難しいです。私にはそのどちらも持ち合わせておりません。運任せです。
夜明けと言えば『夜明けのスキャット』を連想するのは歳のせいですが、ほかにどうしても思い出せない曲があります。小学4年の遠足の時、列車の中から日南海岸に広がる紫色の空と上がる朝日を見たとき頭の中に流れていたのですが、それがなんだったのかわかりません。美空ひばりの『むらさきの夜明け』でないことは確かですが。(2012.10.28)
『霧島アートの森/6年前フイルム写真』この場所は写真展でよく見かけます。
佐多岬周辺の土地を岩崎産業から大隅町が購入することが決まり、大隅地区の観光開発に期待がもたれています。鹿児島市から大隅、串間、日南、宮崎に通じる観光ルートもできそうです。ただ佐多岬が観光客で賑わったのは団体客中心の何十年も昔の話です。灯台までの段差のある歩道を団塊世代やその上の高齢者が好んで歩くとは思えず、費用をかけて、道路や駐車場整備、歩道のバリアフリーをおこなっても対費用効果からすれば税金の無駄遣いになりそうです。大隅半島全体で観光の振興を考えるなら半島で統一した案内板や解りやすい道路標識と観光名所の標識を用意し、目玉となる観光ポイントの開発に力を入れて、ポイントを結ぶいくつかの観光ルートつくりからだと思います。(2012.10.11)
『高校の教室・週番は次元と不二子』
40年以上前の高校時代の記憶はその断片がわずかに脳に残るのみですが、家族の学校行事で母校に出かけると何人かのクラスメートの名前を思い出したり教室の風景が浮かびます。当然、私が在籍した時代と現在の学校とは全くつながるものはなく、耐震工事中の古い校舎が唯一の名残です。
先日、天文館高島屋プラザ周辺の再開発が南日本新聞で連日トップ見出しで掲載されていたので昔の高島屋百貨店の屋上遊園地を思い出しました。盆と正月は天文館が人であふれ、映画館は立ち見が当たり前、どこの店も大賑わい時代がありました。商店街の復興計画でよく使われる過去の最盛期に比べての『最盛期』とはどの基準で見ているのか気になります。給料がそこそこ上がり、休日には家族全員で街に出かけて店に並んだ商品を定価で購入していた時代は経済成長期がもたらした奇跡の時代のようなものです。だから昔の最盛期を取り戻せる再開発などあり得ないと思います。(2012.10.06)
『台風通過後の運動会』
鹿児島市内の小学校の運動会は丁度近づいてくる台風17号の影響で、開催か中止かは9月30日当日の午前6時に打ちあがる花火までわからない状態でした。と言っても最近は学校から携帯電話のメールで一斉連絡されますので午前5時過ぎには開催のメールが届きました。
しかしいずれにせよ親たちは弁当や飲み物の準備をしておかなければならず忙しいのに変わりはありません。先生たちも畳んだテントを組みたてたり、椅子や音響の準備をしたりで大変でした。そのためか, いつもより飾りつけの少ない運動会になりました。(2012.10.01)
『大口明光学園祭の一コマ』
大口明光学園は、鹿児島純心と同じく中学と高校を持つカトリック系の女子学園です。正確には宗派が違いますが、やはり校内にシスターがおられます。私立の女子高の特徴として生徒が各地からやってくるため寮が完備されています。
次の日曜日には鹿児島市内の小学校の運動会が開催されます。彼岸花も咲き始め、コスモスもちらほら見かけるようになりました。行楽と撮影のシーズン到来です。(2012.09.23)
『開聞岳と台風16号で荒れる海』
今秋、最初の連休は台風16号の影響で外出は様子見となり、17日になって、指宿方面に出かけました。きっかけは、前日にテレビで写真家中井精也氏がJR指宿枕崎線の撮影をしている番組を見たからでした。鉄道を実に楽しそうに撮影する姿はとても羨ましく思えました。高価なカメラやレンズを使えるのも実績のある写真家ならでは。プロの厳しさは置いといて・・・・・・
台風の余波が残る海岸線は時折強い風がふき、雨が降りましたが、西大山駅から番所鼻にあるタツノオトシゴハウスそして釜蓋神社を回りました。子供たちには地味なコースかと思いましたが、初めて行くところばかりだったのか意外と喜んでおりました。釜蓋神社のミニ釜蓋を投げ込む釜は台風で吹き飛ばされたのか見当たりませんでしたが、板の蓋を頭に乗せて楽しそうでした。しかも購入したお守りについているストラップは綺麗でよくできておりさっそく携帯に付けました。(2012.09.18)
『運動会』
運動会見物の場所取りは親の大事な仕事です。地区によって違いがありますが、前日から場所取りができる学校もあれば、当日の朝6時以降などと決まっているところもあります。いずれにしても、よい場所を選んで家族や親せきに非難されないようにしなければなりません。午前中には日陰でも午後から直射日照にさらされると移動を余儀なくされます。ちなみに毎年運動会で親御さんやお祖父さんの使っているカメラをチェックをしていますが、8日の高校体育祭では一眼ミラーレスカメラがちらほら見受けられました。動く被写体にたいしてカメラ背面の液晶画面を見ながらの手持ち撮影はブレが気になるところです。(9月10日)
鹿屋バラ園
年々、夏の暑さが以前と違うよう感じます。子供の頃(50年ほど前)は気温32度で暑い思いをしていたような気がします。その頃は宮崎市に住んでおり、夏は宮崎県庁前から青島まで走る宮崎交通の納涼バスに乗るのが楽しみでした。夜、車内に提灯をぶら下げたバスが何台も連ねて走る様子は子供には夢の世界のようでバスガイドさんの歌声は外の景色と重なるのでした。宮崎が新婚旅行のメッカと呼ばれた時代です。同じころ白の開襟シャツにパナマハットかストローハットを被った男性をよく見かけたものですが、今では見られなくなりました。タクシーはまだルノーやヒルマンが走っていたような気がします。
ところで現在、鹿児島ではこの時期、アスファルト舗装や、エアコンの排気熱で上昇した空気は、温風のまま火山灰を連れて家の中に侵入します。灰の心配もなく窓を開けたら涼しい風が入る地域が羨ましくなるのもこの季節です。写真撮りに出かけるのも億劫で、撮りためた中から涼しそうなものを選びました。
火山めぐりヨットレース
7月13日から行われた火山めぐりヨットレースは今年で23回目になります。昨年、フェリーに乗ってヨット撮影をしようと声をかけられるまで、関心がありませんでした。無料でフェリーに乗って潮風に当たり桜島や錦江湾の景色を楽しみながら「やぶ金」のうどんを食べる。子供向けの行事も用意されており、家族連れにもエコな行楽になります。乗船時、一人一人に水とお菓子などが配られます。ヨットを一眼レフカメラで熱心に撮影していた婦人は北九州から来られたのこと。もっと近くでヨットが見られる場所を尋ねられましたが、思い当たりませんでした。後になってヨットが帰港するマリンポート鹿児島を紹介すればよかったかなと思いました。
鹿児島中央駅の再開発でようやく、道路の上の歩道高架回廊案が出てきました。2004年の駅前整備の時に計画していれば、車と人との分離も問題なくできただろうにと思います。(2012.07.16)
フラワーパーク
フラワーパークから西へ10キロほどのところにパワースポットで有名な射盾兵主(いたてつわものぬし)神社(通称釜蓋神社)があります。テレビでもたびたび紹介されているそうで、見物している間にも何組もの観光客が訪れていました。コンクリート造りの社は写真的には全く興味はないのですが、社をバックに写した写真には不思議な光の帯が入るそうです。
ここでは願い事成就のために土で造ったミニ蓋を購入して海岸にある土鍋の中に投げ入れるのですが皆さん楽しそうにトライしていました。宮崎の鵜戸神宮では利き手の反対で土の玉を投げるのですがここでは利き手でよいみたいです。
薩摩半島は観光資源として魅力的な場所が多いのですが、指宿(中心部)以外は交通の便が良くないのが難点です。指宿市を含め、南九州市、枕崎市、南さつま市がまるでバミューダトライアングルのように入り乱れているので、統一性がない観光案内標識を頼るより大手出版社の旅行ガイドブック持参が賢明です。(2012.06.14)
フラワーパークの木の人形
雨のフラワーパークは訪れる人も少なく、気の毒な観光客以外は私のように雨の中の花を写すためにわざわざ出かけてくる物好きぐらいです。雨の日くらいは600円の入場料を割引してもよいのにと思った貧乏人をあざ笑うように午前中は強い雨が降っていました。
園内のレストラン「花音」の日替わりランチは思いのほか(失礼)美味しかったです。680円にプラス200円でドリンクが付く値段は微妙なところです。100円なら納得でしょうか。
雨合羽を着てカメラと三脚、カメラバッグを提げて傘をさしての移動はつらいです。雨中撮影用のカメラを覆うビニールカバーを持っている人が羨ましくなります。帰りに西大山駅によりましたが、観光のご夫婦がタクシーで訪れていました。ここも紹介される割には交通の便が悪いところです。指宿の玉手箱特急もここまで運行するようなサービスを考えてもらいたいです。(2012.06.09)
写真は廊下に佇むガイコツ君
日曜参観日に学校の廊下に立つガイコツ君は怒られて廊下にたたされたように見えます。それとも参観日に誰も来ないので寂しいのかも。
理科の授業から解剖実験が無くなって数年経ちます。しかし一部の学校では魚の解剖をおこない、あとでそれを料理して、子供たちに食べ物となる生き物の大切さを教えているそうです。ちなみに、実験の時にはゴム手袋をはめるとのことです。(2012.06.04)
写真は今年5月11日の「かのやバラ園」
写真クラブで撮影に行くときの楽しみの一つが撮影地付近の美味しい店を探しての昼食です。しかし店の定休日に当たることがよくあります。今回もあいにく目当ての店が休みでした。
写真のバラは50ミリ単焦点レンズで撮影してます(正確にはニコンDXフォーマットですので75ミリレンズになりますが)。標準レンズと言われる50ミリレンズは人間の視覚に近く、安定した画角を得ることができます。また解放値の高いことから望遠レンズのような効果を生みます。50ミリと24ミリの単焦点レンズに200ミリくらいの望遠があれば大抵のものは写せると思うのは過去の話で、今はズームレンズの性能が向上し(その気になれば)高倍率ズームレンズ一本で済むようになりました。(2012.05.11)
写真は今年5月11日の「かのやバラ園」
植え替え後のバラ園は、事前の情報では花の数がまだ少なく葉には灰が積もっているとのことでした。しかし、思ったよりも花数は多く、いろどりも様々で平日にもかかわらず大勢の人が訪れていました。確かに女神像の周りはまださびしい限りでしたが。
失敗だったのは入園時間が午前11時近くであったため、日差しがトップライトになり、花びらも水分不足で艶がなかったことです。鹿児島を朝7時に出れば9時オープンのバラ園に入園し、鮮やかなバラを写すことができるのですが。5月20日には写真家の浅井慎平さんが来園されます。(2012.05.11)
写真は和気神社の藤
最近の鹿児島の話題は鹿児島中央駅前「かごっまふるさと屋台村」と天文館の「LAZO表参道」でしょうか。マスコミも各施設のオープンを大きく取り上げていました。「かごっまふるさと屋台村」の運営はNPO法人鹿児島グルメ都市企画がおこなっており、主に観光客とビジネス客をターゲットにしています。一度は行ってみたいと思いますが、回りが県外客だけだったら地元人は疲れてしまいそうです。お昼営業の店にはランチをとるお客が多そうですがカウンター8席の造りがネックになる可能性もあります。
「LAZO表参道」のLAZOの意味はスペイン語で『絆』。物販店や飲食店が入っています。映画鑑賞の際は駐車場(セラ602)が4時間無料になります。(この影響でしょうか評判の悪い中央駅の鹿児島ミッテ10の駐車場料金は従来の3時間無料が平日のみ駐車場5時間無料になっています。ただし割引制度利用客は従来どおり2時間まで!)天文館の集客と活性化ににつながれば本当に良いと思います。ここも見学がてら出かけてみたいです。(2012.05.02)
写真は生駒高原のポピー畑
今年の大型連休は晴天に恵まれてスタートしました。車で走ると県外ナンバーやレンタカーの車が目立ちます。今日は所沢のナンバープレートを見ました。
とりあえずどこかへ出かけようと宮崎県の生駒高原に行きました。途中で和気神社の藤祭りに寄りましたが入場料が300円ではなく200円だったのは今年の藤の花が不作だったからでしょうか。近くにいたカメラ2台下げた老年のカメラマンに聞いても、今年は花が少ないとのことでした。マクロレンズの写し方の説明が始まりそうでしたので早々に退散しました。
やっとたどり着いた生駒高原は休日にしては車が少なかったのですが、園内に入ってポピーがまだ3分咲きなのを見て納得。来週が見ごろかもしれません。ところで気になったのが、レストハウスのテラスに設置されていたゴミ箱が満杯で、入りきれないゴミがあたりに散乱していたこと。園内を巡回している社員らしき方もいるのですが、宮崎県の代表的な観光地としては恥ずかしい限りです。ついでに言わせて貰えば、ソフトクリームの盛り具合が不慣れな店員では形もおかしく量も三分の二しかなく、買った家族は怒っておりました。(2012.04.28)
写真は有明町の香花園のツツジ
4月5月は県内各地で花が咲き、写真愛好家たちはカメラを持って走り回ります。星空の下や明け方の桜を写すために夜中に移動する方、水滴の付いた花を撮る為ためわざわざ雨の中や雨後にでかける方などいますが、日差しの強い中、花弁に噴霧器で霧を吹きつけるマナーの悪い愛好家もいます。水滴がレンズになり花弁が焼けてしまいます。
今年気になるのは鹿屋バラ園です。毎年、カメラ抱えて出かけていますが、全面植え替え後の咲き具合やイングリッシュローズガーデンの状況は、バラ園のサイトではリアルの情報が少ない(ほとんどわからない)ので様子見です。
ちなみに、香花園のツツジの写真は、特殊レンズで写しています。どのようなレンズであるかは内緒です。現在生産していません。(2012.04.21)
写真は湧水町のおきな草(2012年4月13日)
おきな草の名前は聞いたことがありましたが、近くで見たのは初めてでした。名前の起源を調べてみたところ写真のように開花後、実の表面に生える繊毛が老人の白髪を連想させることから由来していました。花言葉は『何も求めない純真な心 背信の愛 告げられれぬ恋』
撮影時に小雨が降り、傘をさしてカメラを向けましたがカメラ本体は防滴でもレンズは水の浸入を防げないのでレンズを守るために体の後ろ半分は雨にぬれることになります。ちなみにこの写真は本来なら望遠系のマクロレンズでもっとバックを引き寄せ、露出で花の繊毛が浮かび上がるように写すのが効果的ですが私、残念ながらそのようなレンズを持ち合わせておりません。
さて県内の道路を走っていて、道路標識の表示に戸惑うことがあります。行き先の表示が次の標識では消えているのはざらで、とんでもない遠くの地名に替わっていたり、市町村合併のための名称変更も加わりナビなしでは安心して走れないことがあります。(2012.04.15)
写真は野尻町萩ノ茶屋(2012年4月13日)
3年ぶりに訪れた萩ノ茶屋のツツジは残念ながら満開まであと3日ほどでした。また残り桜がところどころに咲いていました。いつものように撮影後、スミちゃんラーメンで昼食をとりました。以前にも書きましたが萩ノ茶屋一帯はスミちゃんラーメンの経営者が土地を購入して景観の維持管理をしています。訪問された方は、お店で買い物や食事をされるか、管理費用として少しでも寄付されることをお願いします。
鹿児島県内で写真撮影の場所を探すと、あるようでなかなかありません(祭りや景勝地、観光地以外です)。新聞記事を参考にすることもありますが新聞に載ってからはたくさんの人が訪れることになるので新聞に紹介される前の穴場探しもしなければなりません。ベテランや熱心な写真家はいくつか撮影スポットを持っており、そこに通って時間をかけて撮影をします。見習わないといけませんが通い続ける根性がありません。(2012.04.14)
写真は薩摩町のチューリップ畑(2012年4月8日)
新聞やテレビでイオン鹿児島店が売り場面積を現在の1.2倍にする旨の報道がありました。
開業当初の計画にあった映画館は今回も規制の問題で見送られるようです。福岡や熊本のイオンでは映画館の併設があるので残念です。鹿児島市南部にも映画館があると便利なのですが。
イオンはいまだ、創業者一族が経営の陣頭指揮を執る会社です(ちなみに民主党の岡田幹事長は創業者の次男です)。同じように同族会社だったダイエーは今やイオンの傘下で経営の立て直しの途中です。購買者の心理を読み損ねたアメリカ流のショッピングセンターを作ったり、事業を広げすぎて赤字が膨らんだ結果、儲かる事業部門を身売りすることになりました。
はるか遠い昔、就職活動で大阪の本社を訪問したことがあります。駅のホームから会社の入り口までが通路でつながっているのに驚きました。綺麗な受付嬢の大阪アクセントの言葉を聞いて緊張し、ボールペンを逆さに持って名前を書こうとしたことを思い出しました。(2012.04.6)
写真は川辺岩屋公園(2012年4月5日)
鹿児島も県内各地に新旧の桜の名所があり桜開花の時期にはどこも賑わいます。残念ながら鹿児島には神社仏閣の境内に桜の名所は少なく、霧島神宮くらいしか思いつきません。ほとんどが自治体が公園として整備しているものや、企業あるいは地元住民の篤志によって支えられているものです。耕作地や山間にぽつんと咲く染井吉野もありますが。
桜の種類は多すぎて中には桜とは思えない花びらが咲くものもあります。ちなみに春先一番に咲くヒカン桜とカンヒ桜は同じもので地域で呼び名が違うだけです。(2012.04.6)
写真は平川動物園ミーアキャット(2012年3月20日)
平川動物園はリニューアル工事中で平成27年に工事が完成予定です。園内の工事完成部分は歩道の勾配が緩やかになり、ベビーカーや車椅子でも動きやすいスロープがあります。動物の生態も近くで見れるように工夫がされており、動物たちのストレスも緩和されているようです(動物の気持ちはわかりませんが)。今一番の人気はホワイトタイガーの子供です。ただし見学できる時間に制限がありますので早めにお出かけを。
同じく子供に人気のふれあいコーナーで触れるウサギも午後3時までです。工事中ということで、見学ルートが寸断されたり、見れない動物がいたりしますが、以前に比べると、孫と歩くおじいちゃんおばあちゃんや荷物を抱えた親の負担は少なくなりました。足湯もありますので足ふきタオルを用意してください。来週後半からは桜も見れそうです。(2012.03.20)
写真は2007年4月宮崎県野尻町「萩ノ茶屋」の久留米つつじ(フイルム)
野尻町「萩の茶屋」はその昔、宮崎交通が元気なときに、宮崎の観光スポットとして県内各地に造った名所の一つでしたが、バス会社が斜陽になり台風で荒れたままだったのを、当地のすみちゃんラーメンが買い上げ、ツツジや桜の名所として管理しています。
性格でしょうが、周りでつい突っ込みたくなるようなことがよくあります。肥薩オレンジ鉄道は単独では収益を上げられないとわかっていても、新幹線開通の条件として無理やり第三セクターに移行しました。わかっていたことなのに今更、赤字の補てんで大騒ぎするのは変な話です。来たるべき事態に対策を怠った責任はだれにあるのでしょうか?
鹿児島地域経済研究所は3月6日に昨年度の新幹線開通による経済効果を前年度比463億7600万円増と発表しました。しかしこれには新幹線開通によって失われた経済は入っていません。プラスを計算するならマイナスも計算しないと、本当の数字は見えてきません。(2012.03.07)
霧島市横川町丸岡公園の桜(2011年4月15日)
(モノレールとゴーカートが面白いです)
デジタル一眼レフを使い始めて、一年がたちました。フイルムの購入費用と現像代の負担がない分気楽に写せます。そのためではないですがフイルムの老舗メーカーであるコダック社は昨年倒産しました。世界で最初にデジタルカメラを発明した会社でしたが、フイルムにこだわり、時流に乗れませんでした。
さて、購入したデジタルカメラを使いこなしているかといえば、撮影枚数がふえたこととISO(受光の感度)を変えるくらいです。周りの人は、いろいろな表現にチャレンジしており、私は自分の想像力の無さや臨機応変の対応力不足に嘆いています。過去の経験値(たいしたものではないですが)に頼り平凡な写真を撮っています。そこが道具を使いこなすレベルの高いアマチュアやプロに及ばないところです。(2012.03.04)
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梅(2012年2月16日)
鹿児島駅周辺の再開発については南日本新聞でも何回か報道されています。個人的に、車で走るときに鹿児島駅踏切と駅前ロータリーは、なるべくなら避けて通りたい場所ワースト3のひとつです。周辺の風景にはノスタルジーを感じますが、踏切による渋滞に左右からくる車とバス、電車などは視認力の衰えた身には緊張を強いられます。
町の活性化について書かれた記事の中に、建物などのハードよりもソフト、住民の意思が重要と書いてありました。建物を新しく造り、入れ物を立派にしても中身がともなわなければ以前と同じ箱物造って中身無しになります。しかも、大きな事業で展開しても利を得るのは大手の流通と小売店でますます地元の商店は消えていくだろうし、地元の商店だけでは集客は難しいというジレンマがあります。そこに何らかのさじ加減のようなものがあればよいのでしょうが。
写真は錦江湾公園の梅です。バラ園は植え替えのため何もありませんでした。隣の平川動物園ではホワイトタイガーの子供の公開が始まりました。動きまわってなかなか写真を撮りにくいとのことです。(2012.02.27)
雨の天文館(2006年6月)
鹿児島中央駅(当時は西鹿児島駅)周辺が整備されたとき、その交通体系のわかり難さに驚いたことがあります。電停の配置や長距離バス乗り場までの距離はもとより、タクシーと送迎用の車両が混在し、路線バスは上りと下りでバス停が全く別のところに存在する有様です。西口は時間帯によっては路線バスとタクシーと自家用車が入り乱れています。さる設計事務所が作ったとのことですが、机上で設計して実際の車の動線や、土地に不慣れな人への配慮がないように感じました。パズルを組み立てるように道路と歩道を造れば良いというわけにはいかないでしょう。駅駐車場進入口も含め、交通体系を取り入れた近代建築とは思えません。どうにかならなっかたのかと思います。八代までの新幹線が開通したある雨の日、新幹線に乗る家族を西口まで送った際に、送迎車スペースに駐車車両がいたため、やむ得ず車両通行帯で家族を降ろしましたが、路線バスからクラクションを鳴らされました。幼児を降ろすわずか10秒くらい待てなかったのでしょうか?
南国交通の運転手さん。(2012.02.17)
桜島冠雪(2012年1月28日)
車の話ですが、トヨタの新型ハイブリット車『アクア』が大変な人気でバックオーダーが1月30日現在で6万台を超えたそうです。メーカーの月間販売目標が1万2千台ですから今から注文しても6カ月先位の納車になる計算です。プリウスのようにまたたく間に巷にあふれる勢いです。先日、代車でプリウスを借りる機会がありましたが、燃費計の示す値はちょっと感動モノでした。ハイブリットカムリに試乗した時もそうでしたが、所有することの満足感はかなり得られそうです。車を操縦する楽しみとは別ですが。
自動車雑誌ではよく、ガソリンエンジン車とハイブリット車の購入コストを比較して差額の元を取るには10万キロ以上走らなければ、取り戻せないなどと記述しています。しかしこれからのガソリン価格の上昇を思えば差は縮まるでしょうし、購入者は、そもそも比較よりは、従来の価値観と異なるハイブリットというブランド商品を買うわけで、購入の満足感があればよいのだと思います。でも、購入する前に試乗して本当に必要なのか考える時間は持ちましょう。(2012.1.30)
阿久根の人形岩(2007年2月撮影)
写真の人形岩は冬になると丁度いい場所に夕日が沈みます。タイミングがいいと国道三号線から見ることができます。夕日が綺麗に見えるかは気象条件と見る人の心がけ次第ですが。
また、近くの阿久根市大川には見事な枝垂れ梅があります。その梅を育てて管理していた若松四男さんが2009年3月梅の手入れ中に事故で亡くなりました。享年78歳でした。星空と紅梅を撮影するために大勢で押しかけたことがありますが、若松さんには快く了解していただきました。私は初めての夜間撮影でうまく写せず、とにかく寒くてお腹が減ってたまりませんでした。
夕日と、星空の撮影は特に気象条件に左右されるので、天気予報で確認して出かけても撮影できないことがままあります。やはり日頃の心がけでしょうか。(2012.1.24)
冠雪の霧島(2006年頃)
私ごとですが、今から10年ほど前の正月2日、九州北部に大雪が降り、運転していた車が危うく雪の中に閉じ込められそうになったことがあります。2日午後2時に熊本を出発し、途中で雪が激しくなったため久留米で高速から一般道に下りました。が、国道3号線は上りも下りも大渋滞。途中で鹿児島行きの高速バスとすれ違いましたが鹿児島まで行き着くのかと心配しました。そのうち日付が変わり福岡の春日市まであと10キロのところで午前2時を過ぎました。依然として車は遅々として進まず、道路わきのところどころに燃料切れの車が置いてあります。雪は深々と降り、初めて見る深夜の銀世界は不思議の国のようです。車内は家族の寝息とカーラジオの音楽が聞こえるのに、外の静けさが気配となって体全身にひしひしと感じられました。忘れられない思い出です。
融雪剤散布の車が到着してやっと車が前に進み始め午前5時前にやっとの思いで春日市の自宅にたどり着きました。そしてその日の朝に会社へ出勤いたしました。(2012.1.18)
トンネル名は通称『お石トンネルまたはおイシちゃんトンネル』(2012年1月8日)
太宰府天満宮の一番奥、お石茶屋のさきにあるトンネルの入り口には『昭和三年十一月寄進 麻生太吉』と書かれています。麻生太吉は筑豊の石炭王で元首相の麻生太郎の曾祖父にあたります。太宰府天満宮の参拝者や宝満山登山者のために近道として造ったのですが、当時のお石茶屋のお石さんのために造ったとも言われています。
お石茶屋に梅が枝餅を求めて並ぶ人を見た着物姿の女性が連れの男性に、ここは有名なの?と聞いているので、思わず『さだまさし』の歌の『飛び梅』の歌詞に出てくる店ですよと言ったのは、おせっかいなことでした。
鹿児島から太宰府までは片道270キロあまり。天満宮に行くには筑紫野インターで高速を降りたほうが近いです。周辺が大渋滞の時は、たどり着くまで時間がかかりますので西鉄二日市駅近くの商店街にある60分100円パーキングに車を置いて、電車で行くこともおすすめです。(2012.01.09)
城山観光ホテル・イルミネーション(2010年12月フイルム)
スマートフォンの活用や便利性がテレビでしつこい位に流され、専門の雑誌も本屋にたくさん積まれています。携帯会社のCMもスマートフォン一色で、従来の携帯を使うのが時代遅れを思わせます。けれども従来の携帯に戻っている人や、購入を後悔している人の話も聞きます。
スマートフォンを前提とした通信インフラのニュースが伝えられるたびに、この先どうなるのか少し不安になります。高額の通信費用を支払ってまで、すぐに必要な情報がどれだけあるのでしょうか?
携帯ゲーム会社を儲けさせるだけだったらほかにすることあるでしょうと思うのは、年のせい?(2011.12.16)
黒酢のツボ(デジタル)
黒酢の製造は200年ほど前からで、『黒酢』の名称は坂本醸造の坂本昭夫氏が昭和50年に考案されたそうです。それまでは壺酢と呼んでいたみたいです。今では健康食品の代表ですが、研究で飲用の効果が立証されたのは40年ほど前になります。
料理や飲み物、健康食品などに使われていますが、胃腸の弱い人は炎症を起こすことがあるので、注意しましょう。(2011.12.06)
鹿児島市みなと大通公園のイルミネーション(2008年撮影・銀塩)
今年も12月1日から24年1月31日まで鹿児島市みなと大通公園にイルミネーションが飾られています。点灯時間は午後6時から午後10時までです。使われれる明かりはすべてLED電球になりました。以前の白熱電球に比べ光源の色や色温度の低さで冷たい色になり市役所のホームページの写真を見る限り青みが強いみたいです。暖色系のLED電球はないのでしょうか。
デジタルカメラはホワイトバランスを変えながら確認できるので助かります。しかし露出時間や絞りがフィルムのようにアバウトでよいか、まだ写していませんので解りません。
肉眼では見えない光や景色を写真は写すことができますが、デジタルカメラはその世界をさらに広げてくれます。失敗してもすぐにやり直しができるのはアマチュアには助かります。(2011.12.01)
写真は姶良市蒲生町漆地区の田の神サミットの一コマ
蒲生町漆地区には県有形文化財の田の神があります。形は写真のモデル?さんをもっとふっくらとしたイメージです。田の神サミットではいくつかの出し物と寸劇があり、漆小学校生徒の踊も披露されました。漆小学校は生徒12名の特認学校です。生徒たちの元気な踊りも披露されました。(2011.11.13)
写真は姶良市蒲生町漆地区の田の神サミットの一コマ
蒲生町漆地区の田の神サミットは今年2回目です。町おこしの一つとして、漆小学校の校庭に近隣の田の神を集めてのイベントです。今年は39体の田の神像が集められていました。高さ80センチくらいから掌にのるくらいの小さな像まであります。以前は各地域の家が持ち回りで田の神像を祀っていましたが、地域のつながりが希薄になり、いつの間にか最後の家で安置されたままの状態であったり、公民館の片隅に放置されたりしているそうです。忘れられた田の神を町おこしの一助にして再度、人々の繋がりを大切にしようする催しです。問い合わせ先はNPO法人Lab蒲生郷 電話0995-52-1701.
(2011.11.13)
写真は『不知火海 けた打たせ船』(銀塩)
歴史文化財百選によれば『桁打瀬船』と書き、使用する網は『うたせ網』と言って約300年前に大阪の堺方面から伝わったとのことです。現在は11月から翌年3月まで『エビ漁』を行っています。
漁場まではエンジンで移動しますが、あとは帆を張って、網を引きずってエビを引き上げます。風に任せた静かな漁です。私が見たのは夫婦船でした。船上で潮風にあたると不思議に気持ちが落ち着きます。(2011.11.09)
写真は『不知火海 けた打たせ漁』
「もしも天国で会えるなら君は僕の名前がわかるかい?」
「もしも天国で会えるなら昔のままなのかい?」
これは、有名なギタリストのエリック・プラクトンが作曲した「ティアーズ・イン・ヘブン」という曲の訳詩の一部です。この曲は4歳で事故死した子供にささげたものであることをテレビの番組で知りました。ファンの間では有名な話だそうで、私生活に関心のない私は知らずに今までCDを聞いていました。それで歌詞の日本語訳を探したのが上の内容です。
過去に私が知っている例は、ジャズピアニストであるバド・パウエルの有名な「クレオパトラの夢」が収録されている「ザ・シーン・チェンジング」のレコードジャケットに本人と亡くなった子供が一緒に写っているということくらいです。これは昔、レコード店を経営していた友人から聞いた話です。演奏の背後のあるものを知ることで聞き方が変わりました。(2011.11.07)
千本イチョウ(銀塩)
垂水市にある千本イチョウはテレビや新聞で紹介されており、ご存知の方も多いと思います。ご夫婦で、みかん畑を銀杏並木の景勝地に変えられて、今ではこの地域の風物詩になっています。休日には自家用車で周辺は渋滞するほどです。
鹿児島市から出かけるには、混雑を避けるため午前中早めに現地を訪れて、銀杏並木の中をのんびり散策し、次に国道220号線を北上して『たるみず道の駅』で足湯につかりながら桜島を眺めたらよろしいかも。さらに福山町の宮浦宮(みやのうらぐう)にある夫婦イチョウを見てみましょう。残念ながら以前のような元気はありませんが歴史を知る良い機会です。(2011年12月6日訪問の時はたくさんの葉で覆われていました。昨年は葉の落ちた後だったようです)
さらに北上すると黒酢の看板が目立つようになります。おなかがすいたら『桷志田の黒酢レストラン』で昼食をどうぞ。月替わりのランチメニューが2,000円(普通のランチが1,500円です)でありますので財布と相談をしましょう。他のメニューもあります。また黒酢の壷畑見学や土産店での黒酢ジュース試飲もできます。(2011.11.06)
(写真は昨年撮影のものです。行かれる際は確認してください。)
コスモス
鹿児島ふるさと考古歴史館駐車場横にあるコスモス畑には近所の幼稚園や小学校、老人ホームからお花見にやってきます。弁当持参の小グループも多く訪れます。広い駐車場は会社員の休憩?には重宝です。
メキシコ原産のキバナコスモスという黄色いコスモスもあります。また花弁がいくつもの筒状になっているシーシェルという種類もあり、いろいろ楽しめます。敷地は段差があり足場も不安定なので、車いすで近場の見学は困難です。足腰の弱い方は注意してください。ちなみにコスモスの名前はギリシャ語からきており意味は秩序、調和、美と辞書にありました。当然ですが日本固有種ではなく江戸時代末期に種子が伝わり明治時代に全国的に普及したそうです。
谷山ふるさと祭の踊りで使われた祭り傘です
10月23日好天気の中で第32回谷山ふるさと祭がおこなわれました。交通止めされた谷山街道(古い表現です)を各種学校、団体のブラスバンドのパレードと、踊りの練り歩きがあり、露店やJR谷山駅前の飲食スペースは大勢の見物客で賑わっていました。普段は閑散としている商店街ですが、谷山商工会の主催する祭りは頑張っています。谷山駅周辺の再開発がどのようになるのか興味があります。以前市電終点をJR駅まで延長する計画があったようですが、費用の問題で立ち消えたみたいです。ほぼ並走する市電終点駅の横にJR駅をもう一つ作ることはできないのでしょうか。乗り換えが便利になりそうですが。
写真は大正2年(1914年)1月12日の桜島大正大噴火のものです(鹿児島県立博物館所蔵)、鹿児島市の城山の山頂あたりから写したものだそうです。この時の犠牲者は桜島で25名、鹿児島市とその周辺地区で夕方起こった地震により29名が亡くなっています(死者数は諸説あります)。当時の警報や避難の状況については京都大学防災研究所や鹿児島大学で検証されています。特に注目されるのが、当時の鹿児島県立測候所の桜島は大丈夫であるという見解を信じた人が桜島に留まり避難が遅れて犠牲になったということです。桜島は過去にも大爆発をしており、当時の住民が教訓としたかはわかりませんが、安全説を信じないで避難した人々が助かったのは事実です。現地の情報が行政や観測所にうまく伝達されなかったなどの不備もありますが、これは現代にも通じることです。この時の教訓を残すものとして東桜島小学校の敷地内に「科学不信の碑」と呼ばれる碑が建っています。
昨今の運動会は、出し物もカラフルでポップスの音楽に合わせた振り付けでダンスを踊ったりと、学童、生徒たちが楽しめるような工夫がされているようです。しかし、フォークダンスはしっかりと残っており、対抗リレーで盛り上がることに変りはありません。リレーに先生が加わって、その走る姿で一層の盛り上がりは一興。今年の運動会で感じたのがレンズ交換デジタルカメラを持ったお母さんが多いことです。もちろんお父さんも頑張っています。さらにおじいちゃんも望遠付のデジタルカメラを首から下げています。ビデオカメラの小型化も目立つなどさながら運動会は、カメラの進歩を目の当たりにする現場です。
運動会の始まりは明治時代の海軍兵学寮からという話があります。最近の中学校では見られなくなった騎馬戦とか棒倒しの競技などから考えればそうだと思います。運動会という呼び名の起源は東京大学運動会だそうです。体育の日が制定されたのは東京オリンピックからですが、10月10日が10月の第2月曜日になってから存在感が薄らいだ感じがします。(一部日刊こよみより引用)
9月23日に開催されたさつま町(旧宮之城)柊野(クキノ)地区の彼岸花祭りに行きました。昨年は午前中に大雨が降りましたが、今年は晴天に恵まれ、カメラを抱えてとても楽しい一日を過ごしました。柊野小学校生徒による史跡の説明もありました。一生懸命覚えたのだと思います。柊野小学校は生徒数12名で5名が地元、7名が特認校制度による通学生徒です。元気な子供ばかりです。祭りの準備と運営は高齢化と人手不足の中で大変だと推測します。しかし年を重ねるごとに駐車場が整備されたり案内看板が作られたりして訪問客を迎えるノウハウの積みかさねを感じます。尚、今年の抽選会の1等賞は焼酎「佐藤」でした。
盛りを過ぎてほとんどの花びらが散っている中でわずかに残っていたひまわり。
陽も高く上がり、気温は上がるばかり。ともかく、季節ものの花ということで撮影に行きました。
西大山駅の幸せを運ぶ黄色いポスト
写真はJR指宿枕崎にある日本最南端の駅「西大山駅」。後の山は開門岳です。駅前の中園久太郎商店の敷地に売店がポツリとあります。
列車本数は少ないので時間の余裕をみてスケジュールを立てる必要があります。列車は通学生徒も当然乗りますが、鞄で座席を占領したり、座席にねそっべたりで、見た目よくありませんでした。
九州新幹線開通効果で観光特急【IBUTAMA】の乗車率高いみたいです。指宿駅には指宿たまて箱ガイドがおいてあります。記事の中は情報満載ですが、急ごしらえの印象がありました。
現地に行ってあれえ、という前に確認して行動してください。ともかく観光客もっと増えて欲しいです。