12月14日
インターネット通販で購入した白髪染めを使用したところ、かゆみがあり、しばらくすると目が充血し、腫れて開かなくなった。下唇も腫れ、両腕と頭皮に湿疹が出た。病院に行き、処方された薬を飲んだら1週間ほどで改善した。再度使用すると、また同じ症状が出た。
(60歳代 男性)
<ひとこと助言>
11月16日
<事例1>
母親に、何度もしつこく海産物購入の勧誘電話があり、断っていた。最近は電話を取らなくなったが、昨日その事業者からのカニの不在通知が入っていた。受け取り拒否をしてよいか。
(当事者:80歳代 女性)
<事例2>
実家に行ったところ、母親宛てに注文していない健康食品が届いており、定期購入と書いてある紙と払込用紙が同封されていた。どうしたらよいか。
(当事者:90歳代 女性)
<ひとこと助言>
11月9日
<事例1>
「3万円の還付金がある」と市役所を名乗る電話があり、口座のある銀行名を聞かれ答えた。その後、その銀行を名乗り「新型コロナの影響で65歳以上は銀行に入れないのでショッピングセンターのATMに行くように」と電話があった。不審だ。
(60歳代 女性)
<事例2>
役場を名乗る電話があり「介護保険料の返金がある。新型コロナの影響で返金期限が早まり手続きは本日までだ。携帯電話と通帳を持って銀行のATMへ行き、指定の電話番号に電話し指示どおりに操作するように」と言われたが詐欺ではないか。
(60歳代 女性)
<ひとこと助言>
11月2日
知的障がいのあるグループホームの入居者が、ネットで初回980円の脱毛クリームを購入した。昨日2回目が届き、定期購入だと分かり、職員の私に相談があった。入居者本人から事業者に連絡したところ、5回分を受け取って代金を支払わないと解約できないと言われたそうだ。すぐに解約できないか。
(当事者:20歳代 女性)
<ひとこと助言>
10月19日
「どんなものでもいいから女性用衣類を売ってほしい」と女性から電話があり、来訪を承諾した。後日来訪があり、着物類を見せたが「アクセサリーや金貨はないか」と男性にせかされ、慌てて叔母の形見や亡夫からもらった指輪などの貴金属を出した。すると合計1200円の明細書とお金を渡され、物品を持ち帰られた。貴金属を出してしまったことを後悔している。取り戻したい。
(70歳代 女性)
<ひとこと助言>
10月12日
玄関の鍵が開かなくなり、隣人に相談すると「鍵開け5800円~」と広告表示している事業者を見つけてくれたので、その事業者に鍵を開けてほしいと連絡した。来訪した作業員は、作業内容や料金の説明もなく、いきなり鍵を壊して別の場所に新しい鍵を取り付けた。作業後、高いが仕方ないと思い、合計約15万円を支払ってしまった。
(80歳代 女性)
<ひとこと助言>
10月5日
契約中の大手電力会社を名乗る女性から、電気のことで話があるので訪問したいと電話があった。その後、担当者が来訪し「蓄電池を設置して、電力会社の契約プランを変更すれば電気料金が半額になる」と勧誘され、工事費込みで110万円の契約をした。しかし、その後の電気料金を確認すると少し安くなっただけだ。説明と違うので解約したい。
(60歳代 男性)
<ひとこと助言>
9月14日
要介護認定を受け一人暮らしをしている。不動産業者から「住宅について有利な話がある」と電話があり訪問を承諾した。すぐに営業員二人が訪ねて来て、「自宅マンションを1千万円で買い取る。その後は家賃13万円で住み続けられ、管理費や固定資産税もかからない」と言われた。一人では決められないと断ったが「早く決めないと売れなくなる」とせかされ、夜11時頃まで勧誘され、契約書にサインしてしまった。解約したい。
(80歳代 女性)
<ひとこと助言>
9月7日
約15年前に購入した圧力鍋で豆を煮ていたところ、突然大きな音とともにふたとおもりが飛び、顔と頭を縫うけがをした。圧力鍋のふたの手入れが不十分だった可能性がある。
(60歳代 女性)
<ひとこと助言>
8月25日
台風や集中豪雨などの大雨によって、冠水や河川が氾濫することがあります。地域によっては、土砂崩れや土石流などの土砂災害が発生することもあります。いざというときに慌てないように日頃から備えをし、避難の際は早めの行動を心がけましょう。
<ひとこと助言>
8月17日
備蓄用に購入していたレトルトカレーが、気が付くと賞味期限を過ぎていた。試しに一度食べたが、味に変化はなかった。まだたくさん残っているが、食べても支障はないか。
(当事者:80歳代 女性)
<ひとこと助言>
8月11日
離れて住む母が、預金口座のある銀行から投資信託等の金融商品を勧められ契約した。母は介護も受けず元気だが金融商品には疎い。昔から付き合いのある銀行だからと信用していて、勧誘を受けると話を聞いてしまう。母の本音では預金のまま置いておきたかったそうだ。今後は勧誘を控えてほしい。
(当事者:80歳代 女性)
<ひとこと助言>
7月20日
大手通信会社のサポートセンターを名乗る事業者から「電話を光回線からアナログ回線に戻さないか」と電話があった。今は誰もインターネットを使っていないので、ちょうどいいと思い契約した。しかしその後、毎月サポート料金として約3千円引き落とされていることが分かり、確認すると1年縛りでサポート契約をしているとのことだった。解約を申し出ると、今解約するとキャンセル料が発生すると言われた。
(70歳代 女性)
<ひとこと助言>
7月6日
<事例1>
父が亡くなり葬儀を行う予定だが、出席者は家族のみで7人しかいないのに、葬儀社から新型コロナ対策のため3密を避けて大ホールで行うと言われた。小ホールとは何十万円も費用に差がある。
(女性)
<事例2>
夫の葬儀をした際、通常の葬儀費用に加え、新型コロナ対策として衛生管理費を請求された。支払ったが、新型コロナ対策を理由にこのような請求は認められるのか。
(女性)
<ひとこと助言>
6月22日
<事例1>
15年前にホームセンターで購入したガソリン携行缶にガソリンを入れ、倉庫に保管していた。ガソリンの臭いがするので調べると底に亀裂が生じ、ガソリンが漏れていた。
(70歳代 男性)
<事例2>
2年以内に購入したガソリン携行缶でガソリンを保管していた。保管していたガソリンが減っていることに気付き、確認したところ、底に数ミリの亀裂が入っていた。
(70歳代 男性)
<ひとこと助言>
6月16日
<事例1>
補聴器の店で、耳かけ型の補聴器を借りて試用した。後日、再度店舗に行くと、突然耳あな型の補聴器を勧められ、約50万円で購入したが、食事の際、かむ音が我慢できないほどうるさい。補聴器を交換したい。
(70歳代 女性)
<事例2>
眼鏡店で受けた聴力測定結果から「早めに補聴器をつけないと認知症になりやすい」と言われ、約40万円でその場で購入した。しかし後日、専門医に測定してもらうと、補聴器は必要ないと言われた。
(60歳代 女性)
<ひとこと助言>
補聴器を購入する前には、自分の「聞こえ」の状態や補聴器が必要か等について、まずは専門医の診断を受けましょう。
5月18日
<事例1>
父が眼鏡型の拡大鏡を着用したまま歩いたところ、段差で転倒し、肋骨を骨折した。
(当事者:80歳代 男性)
<事例2>
眼鏡型の拡大鏡を30分ほど使用したところ、外した後、目の焦点が合わず、吐き気をもよおし、しばらく横になるほど気分が悪くなった。
(当事者:60歳代 男性)
<ひとこと助言>
5月11日
占いサイトの広告を見て、無料で鑑定してくれるというのでサイトに登録した。占い師から「あなたには強い守護霊がいる」などというメッセージをもらい、信用してしまった。その後、占い師が指示する言葉を送り返すように言われ、返信し続けた。やりとりには有料のポイントが必要で「今やめたら幸せは来ない」と言われ、気が付いたら約120万円も支払っていた。
(60歳代 女性)
<ひとこと助言>
占いサイトの中には、インターネットやSNS広告等で「無料鑑定」とうたっていても有料のやりとりへ誘導させるサイトもあります。また、氏名や生年月日、メールアドレス等の個人情報を入力すると、大量の迷惑メールが届くこともあります。無料だからといって、気軽に登録しないでください。
国民生活センター越境消費者センター
4月30日
<事例>
◆スマートフォンに「ワクチン接種の優先順位を上げる」というメッセージが届いた
◆「ワクチンを優先的に接種できる」と所管省庁をかたった電話があった
◆余ったワクチンを案内していると電話があった
◆中国製ワクチンを有料で接種しないかという勧誘があった
◆携帯電話に新型コロナワクチンの関連で私の口座情報等を尋ねる電話があった
<ひとこと助言>
4月13日
スマホの通信費が前月より2万円ほど高かったので、携帯電話会社に確認したところ、自分のスマホから海外にSMSを送信していたと判明した。数カ月前に「荷物を預かっている」というSMSが届き、URLをタップした。そのときに不審なアプリをダウンロードしてしまったのかもしれない。
(70歳代 女性)
<ひとこと助言>
国民生活センター越境消費者センター
3月23日
<事例1>
有名家具店の公式サイトだと思い、ソファが約2万円と安くなっていたので購入した。受注メールが届かないので、改めてサイトを確認したところ、URLが公式サイトと違っており、偽サイトだと気付いた。
(70歳代 男性)
<事例2>
有名家電メーカーの公式サイトだと思い、格安で販売されていた掃除機を注文した。受注メールは届いたが、なかなか商品が届かず不審に思っていたところ、偽ブランドのマフラーが送られてきた。家電メーカーに確認し、偽サイトを利用したことが分かった。
(60歳代 女性)
<ひとこと助言>
国民生活センター越境消費者センター
3月9日
突然、警告がパソコン画面いっぱいに表示された。
慌てて表示された連絡先に電話すると「パソコンが汚染されており、緊急を要する。 電話を切らずにプリ ペイド型電子マネーで2万円を支払え」と指示された。
すぐにコンビニで2万円分購入し、番号を伝えたが「番号が間違っている。再度2万円分購入してきて」と言われ、再度購入し番号を伝えた。
翌日「さらに2万円支払えば4万円返金する」と意味の分からないことを言われた。
(60歳代 女性)
<ひとこと助言>
3月2日
<事例1>
1週間前に夫が店舗で補聴器を購入したが、家で使ってみると聞こえづらいと言う。調整してもらったが改善しないので、クーリング・オフしたい。できるだろうか。
(当事者:80歳代 男性)
<事例2>
1週間前に店舗で購入した扇風機と同じ商品が、2千円も安い値段で広告に載っていた。返品して再度購入したいと店舗に伝えたところ、できないと言われた。
クーリング・オフできないのか。
(60歳代 女性)
<ひとこと助言>
2月16日
クレジットカード会社から代金の引き落としができないと、確認の電話が来た。
慌てて利用明細を見ると、先月3回に渡って、計50万円以上の心当たりのない請求があった。
カード会社に問い合わせ、教えてもらった請求元に連絡をすると、私名義での購入の履歴はないと回答があった。
(70歳代 男性)
<ひとこと助言>
2月2日
<事例1>
薬を包装シートから取り出したつもりが、シートがついたまま飲んでしまった。
のどに痛みとひっかかりがあったので、病院を受診し、内視鏡で食道にあった包装シートを取り出してもらった。
(80歳代 男性)
<事例2>
薬を包装シートごと飲んでしまった。
病院を受診し、内視鏡で取り出してもらったが、食道に傷があり入院した。
(90歳代 女性)
<ひとこと助言>
1月12日